本屋に行ったときに、どういう風に本を選びますか?
欲しい本のある棚に直行して、それを買って帰る、新刊本の棚、ベストセラーの棚をまわって欲しい本があれば買って帰る…等色々あると思います。
ここで一つ紹介したいのは、敢えて自分が行きたいと思っている本棚ではないところを先にまわるという本の選び方です。
なぜなら、自分の関心が薄い領域にこそ「ネタ」があると思うからです。
「ネタ」は自分の関心に当てはめて考えて下さい。ビジネスのネタ、研究のネタ、マンガのネタ、イラストのネタなんかがあるということです。
世の中様々なコトが、様々な領域と複雑に絡み合って成立していると思います。意外なほどに。その絡み合った糸を意図的にたぐり寄せようというアプローチです。
例えば、先日紹介した
「音読」すれば頭がよくなる―一日二〇分!能力はここまでアップする
川島隆太著

にしても、「学習」の話をしていますが、中身は完全に医学的アプローチ(脳科学)です。ひょっとしたら医学のコーナーに行けば、もっと違う発見があるかもしれません。ビジネスのコーナーにも、腐るほど学習や教育を扱った書籍はあります。社会学にも心理学にもあります。旅行雑誌のコーナーにも、最近の旅行のトレンドを考えると何かありそうな気がします。安っぽい図ですが、

この円の、各領域が重なり合っている部分を見つけるということです。
ということで、
・本屋に行ったらおもむろにカゴを持ち
・ふらふらと自分とは関係なさそうな棚を順番にまわり
・気になった本をとりあえずカゴに入れていきましょう
・一通りまわり終わった後で、自分が行きたいと思っていた本棚に行きます
・レジに行く前に、空いている椅子にでも座って財布と相談しながらどれを買うか検討します
・買わないものは自分で元にもどすか、店員さんに戻してもらうようにすればよいでしょう。
私の友人は、この後「積ん読」を避けるために、購入直後に喫茶店に立ち寄り、目次に目を通すという行為が重要だと主張していました。なるほど。たしかに、こうすれば書籍のフレームワークが頭に入り、後日ちゃんと読む時のベースにもなりますし、本への関心を高めることも出来ます。
こんな感じで本を買っていると「積ん読」になりがちですが、私は積ん読自体は、それはそれで重要ではないかと思います。というのも、その本自体を選んだという点に何か問題関心がある(あった)ということであり、積んでおかなければその問題関心自体を忘れてしまうかもしれません。なので、積ん読も悪くないと思っています。
最近は時間もなくネットで済ましがちなのですが、リアル書店の徘徊には、ネットにはない偶然の出会いがあると思います。時間に余裕のあるときにでも一度是非実践してみてください。
----- 追記 2004.3.10 -----
コンサル的思考法の実践道場で、「積ん読」を避けるための「ピンポイント読書」という方法が紹介されています。「積ん読本」の中から毎日1冊チョイスし、目次を見て一番興味ある部分をその日のうちに読んでしまうというものです。
昨日から早速実践。読書とは著者との格闘である、とはよく言ったものですが、本屋で出会う→購入→積ん読→どれを読むか選ぶ→目次で読みたい箇所を選ぶ、はまさに格闘。敢えてつまみ読みすることで問題意識もフォーカスされますし、この方法、なかなか効果的だと思いました。半年ぐらい前に購入した本が(笑)この2日で4冊消化出来ました。オススメです。
★今回のエントリ、「役に立った」と思ったらクリックして頂けると励みになります → blogランキング
投稿者 thinkperson : 2004年03月07日 16:21 | 世界を広げる:トラックバック(2)とても興味深いエントリーだったんで、
トラックバックさせていただきました。
あとリンクも張らせていただきました。
小生のブログとなんとなく共通した部分もあり、
とても興味深く読ませていただいています。
これからはもっと積極的にトラックバック&
コメントをしたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by: バルタン(V)o\o(V) : 2004年03月09日 00:20最近blogを始めたところなのでコンテンツの充実はこれからですが、リンクも近々はらせて頂きます。
こちらこそ今後ともよろしくお願いします。
Posted by: ThinkPerson : 2004年03月10日 11:01