2004年04月19日

企画力の教科書―アイデアよりもストーリー

先日、後輩に「企画力」の話をしたら、企画を作成する上で、より具体的な手順の分かる本は無いかと聞かれました。なので、最近見たもので、よく整理されているなと思ったマニュアルを紹介。

企画力の教科書―アイデアよりもストーリー
榊原 広 (著)

タイトルに「教科書」とある通り、非常に無難な作りだと思いますが、企画書を作り慣れていない時こそこういうマニュアル本に従って丁寧に企画書を作ってみる、まずはやってみるということが重要なのだと思います。

というのも、こういうベースとなるものが無いと、品質が一定に定まらないような気がするのですね。ある時はヒットで、ある時は全く駄目という状態。できる人は、つねに一定の品質で成果を挙げているように思います。

それと、基本がおろそかになると、自分なりのオリジナリティを付加していく段階になっても、ムラのあるオリジナリティにしかならないような気もします。

著者はこの点について、以下のように言っています。

「馬鹿にしないで、まずはマニュアル通りにやってみること。…マニュアル通りにも出来ないのに、芸風が生まれるわけもない。それが出来る人だけが、いつか、オリジナリティあるのある企画提案にたどり着くのである。」

ちなみに、私がこう思うのは、自分の企画力がそこまで達しているわけでは決して無く、ドラム講師の経験から。私はよくドラムの話を引き合いに出しますが、ドラムは結構突き詰めてやって、人にも教えていたのでそこそこ自信があります。社会人になってからビジネス関係の本を随分読みましたし、自分の仕事での体験を踏まえても、人が学び成長していくプロセスというのは、ドラムもスポーツもビジネスも学校の勉強も、本質的には大きな違いはないという実感があります。

では、自分なりの「オリジナリティ」を出すことが出来るようになるまでには、どの程度企画書を作っていけばよいのでしょうか。

「マニュアルから抜け出し、そこそこの企画提案が出来るようになるためには、大小取り混ぜて、五十本ぐらいの企画経験が必要だろうか。いわゆる芸風が生まれ始め、後輩にも指導出来るようになるまでには、三百本ぐらい必要かも知れない。」

この数字を多いと思うか少ないと思うかは人それぞれだと思いますが、私がドラムを始めて、自分なりのグルーヴ感やフレーズが出てくるようになるまで、相当練習しました。練習のしすぎでドクターストップをかけられたぐらいです(笑)。企画書はそう思えるまで書いていないので、まだまだ先は遠そうです。

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■「仕事のできる人」になるための一歩

  • 馬鹿にしないで、まずはマニュアル通りにやってみること。

投稿者 thinkperson : 2004年04月19日 12:06 | 世界を広げる:トラックバック(0)


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