2004年06月07日

積極的な消極性:「やらないこと」を決める

先日作業見積もりの話を書きましたが、関連して「やらない作業を決める」という話。

以前紹介した「リクルート流 仕事が出来る人の原理原則」では、第1章の冒頭でこのテーマを扱っています。それぐらい重要度が高い、基本的なことなのだと思うのですが、案外意識している人は少ないようです。

リクルート流仕事ができる人の原理原則
中尾 隆一郎 (著)


■成功した人に共通する行動

成功本を読むと「やらないこと」を明確にする旨の主張をよく見かけます。決めた目標に向かって邁進すると同時に、その目標達成に必要ないことは積極的にやらない。時間、お金、体力など、すべて有限なので、本当にやるべきことに集中する、ということですね。


■日常の仕事にも当てはまる

で、これは日々の仕事にも全く同じことが言えると思います。

「時間が無い」を口癖のように言う人がいますが、できる人はそういうコトは言わず、限られた時間とリソースを有効に活用して、確実に成果を残していきます。自戒を込めて言いますが、そういうことを言う人に限ってスケジューリングや作業効率が悪くて、アウトプットもイマイチで、端から見ればなぜ忙しいのかよく分からず、ただあくせくしているだけに見えることも多かったりします。

できる人は、やるべき作業と、そうでない作業の切り分けが非常に明確です。

やる必要があるかどうかの評価軸は、例えば以下のようなものでしょうか。

(1)そもそもの目的にてらして必要かどうか
  → 必要なければやらない。
(2)重要かどうか
  → 重要でなければ、後回しにするか、やめてしまう。
(3)緊急かどうか
  → 緊急でなければ、後回しにする。重要度と絡めて、やらないという判断もあるでしょう。
(4)代替案があるかどうか
  → 派遣さんに出来る作業ならお願いする、既存のものを購入する、自分で探さず人に聞く、など。

こういった評価軸に沿ってやるべき作業、やらない作業を切り分け、やるべき作業に集中するということが、最も基本的な生産性を上げるためのコツだと思います。

こういう習慣というのは、急激に成果があがるようなものではなく、半年後、1年後に、ボディーブローのように効いてくるものだと思います。

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■「仕事のできる人」になるための一歩

  • やる必要があるかどうかの評価軸に沿って作業を評価し、やる必要があるもの、ないものを切り分ける

投稿者 thinkperson : 2004年06月07日 09:01 | 世界を広げる:トラックバック(0)


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