人が成長していくためには、積み重ねが重要です。短期的な、一朝一夕にどうなるというものではありません。時間をかけて、経験を積んでいくのが真っ当な成長の法則だと思います。
ところが、すぐに成果を求め、なかなか伸びないからとやめてしまう人が結構多い。これはもったいない。本当に成長出来るどうかの違いは、この伸びない期間を耐えて、継続出来るかどうかにあります。
◆潜伏期を乗り越えて成長する
成長のプロセスには、必ず幾つかの潜伏期があるように思います。

最初はどんどん伸びます(Aの時期)。出来ないことが出来るようになるので、楽しくて仕方がない頃です。
ところが、ある程度続けていくと伸び悩む(1)の時期=潜伏期がやってきます。多くの人は、ここで伸びないと諦めて辞めてしまうのですが、ここで辞めてはいけません。続けていれば確実に伸びる時期がやってくるので、めげずに続けます。
すると、また伸びる時期(B)がやってきます。楽しく続けていると、またすぐに(2)の伸び悩む時期がやってきます。今度は、伸びる期間はAよりも短く、潜伏期間は(1)よりも長いという悲しい状態ですが、それでもめげずに続けていると、また伸びる時期がやってきます。ところが今度は、伸びる期間はさらに短く、潜伏期間はさらに長い。
不等号で表現すると以下のような感じでしょうか。
伸びる期間 : A > B > C
伸び悩む期間 : (1) < (2) < (3)
つまり、出来るようになればなるほど、伸びにくくなるし、伸び悩む期間が長くなる、ということですね。
でも、この成長のプロセスを理解した上で、どこまで我慢強く続け、積み重ねることが出来るかが、その人の成長を決めるのだと思います。
「30歳まで絶対身につけたいこと」では、潜伏期を乗り越えた BやCの期間を「破竹の勢い」と表現していました。まさにその通りで、潜伏期を乗り越えると、ぐっと伸びることが実感出来ます。
今やっていることで伸び悩んでいるようなものがあっても、辞めずに、継続することが重要ですが、ただ継続するだけでは駄目です。なぜなら、今伸びないのは、ひょっとしたら学習方法(トレーニング方法)が間違っているからかもしれません。
時には、人に意見を求めてみたり、プロに習ってみたりして、現在やっている方法が本当に正しいのかについて確認することも重要です。
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