2004年09月28日

やりたくないことを明らかにする

先日、知り合いの就職関係の雑誌編集者から「どうやってやりたいことを見つけるんですか」という質問を受けました。

一言で答えるのは難しいなぁ、思いつつ、過去を振り返ってみると「自分がやりたいことは何だろうと」まじめに考えたのは2回あったように思います。

1回目は、大学院に進学する前。2回目は、就職活動の前。

私は文系だったので、院進学が当たり前の理系とは事情が違います。就職のリスクも考えて随分悩みました。当初は研究者志向だったのですが、思うところあり、結局後期課程には進まず民間企業に就職して現在に至ります。

一般には、やりたいことを見つけようとすると、自分が何をやってきたか、何が楽しかったか、どういうことに興味があるか、ということを書き出して、そこからやりたいことにつながるものを抽出するアプローチが多いと思います。就職活動時に得た情報で言えば、どの就職本、雑誌も異口同音でした。

でも、実は、これは危険です。「法学部にいるから、法律を生かした仕事を…」とか「教育を学んだからそれが役立つようなことがいいな」なんていうことを考えがちなのですが、本当に就職や、やりたいことまで完全に見据えて、学部や専門を選んだ、あるいは、選べた人がどれだけいるかを考えてみてください。環境が偶然そうなってしまっただけかもしないですし、実は本人の心の中ではやりたいと思っていることではないかもしれないのです。

では、どうすれば良いのか。

やりたくないことと、やりたいことを掛け算で考える

だけです。
これ、大学院時代の友人に教えてもらったのですが、それと同じような主張が

非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣
神田 昌典 (著)

にもありました。
当時こういう発想は全くなかったので、多くの発見がありました。どんな発見があったかと言うと、当時の自分を全否定するような結果が出て、結局民間企業に就職することになるような発見があったわけです(笑)

やりたくないことと、やりたいと思っていることがクロスする箇所、つまり矛盾するところが危険です。大いなる勘違いの可能性があります。

「やりたいことって何だろう」と思っている方、ぜひやってみてください。間違いなく発見があるはずです。その自己矛盾に気づいている方は、きっとその矛盾が明らかになります。


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投稿者 thinkperson : 2004年09月28日 08:00 | 世界を広げる:トラックバック(0)


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